信仰による義認

33 義認とは、何ですか。

 

 義認とは、神の一方的恵みによる決定です。それによって神は、わたしたちの全ての罪を赦し、わたしたちを御前に正しいと受け入れてくださいます。それはただ、わたしたちに転嫁され、信仰によってだけ受け取るキリストの義のゆえです。

 

〔今週の御言葉:ガラテヤ2章16節 信仰による義認〕

 

有効召命によって聖霊はわたしたちに「自分の罪と悲惨を自覚させ・・・。わたしたちの意志を新たにしてくださいます。こうして御霊は、福音においてわたしたちに無償で提供されているイエス・キリストを受けいれるように説得し、それができるようにしてくださいます」。そして聖霊の内なる働きによって、霊的に死んでいたわたしたちが「再生」される、つまり「新しく生まれ変わる」(新生)ことがもたらされます。それはまず「義認」、次に「子とされること」、そして「聖化」です。有効召命を受けた人は、まずイエス・キリストに対する信仰と、自分の罪に対する悔い改めに導かれます。そしてここで生じるイエス・キリストに対する信仰によって義認が起こされます。これが信仰義認ということです。「義認」とは、神がわたしたちを「義と認める」「義と宣言される」ことです。わたしたちが実質的に「義化」されることではありません。それは「聖化」で考えられます。「義認」とは、いわば神の法廷で被告人席に付くわたしたちが、無罪判決を受けることです。それはわたしたちの全ての罪が赦されることと、「神の前に義人として受け入れられる」つまりあたかも一度も罪を犯したことがない無垢な義人として見做され、受け入れていただけることです。御前に全く正しい者として、何の後ろめたさを覚えることもなく立ちおおすことができるし、神もそのわたしたちをそのような者として受け入れてくださるのです。